こんな計算の工夫
2019年06月01日
算数や数学でも「文章問題」は苦手だけど「計算」は得意や好きだと言う人は多いと思います。
しかし、かけ算で5×6はすぐに答えられますが、51×99となると筆算を始めると思います。
でも、これも計算の工夫の仕方一つで比較的簡単に答えを出すことができます。
51×99=51×(100-1)
この様に考えて計算していきます。
先ずは、51×100を計算します。
これは5100とすぐに答えが出せると思います。
次に51×1を計算します。
これも51とすぐに答えを出せます。
最後に5100-51をして5049という答えが出せます。
中学3年生で乗法公式をきちんと覚えている子どもなら、次の様な計算の工夫もできるようになります。
31×29の計算は、
(30+1)×(30-1)
と考えます。
乗法公式には
(a+b)×(a-b)=a²-b²
というのがありますから、この計算は
30²-1²
となります。
30²=30×30=900
1²=1×1=1
900-1となって899という答えが出てきます。
一見難しそうに見える計算も工夫することで正確に答えが出せるんですね。