努力する意味
2018年05月28日
子どもが努力して結果を出すと「自信」が生まれ更なる成長をしてくれます。
しかし、努力をせずに偶然結果が出ることがあります。
この場合は、非常に危険なのは「この程度でいいんだ」というおごりが生まれ、その後の「努力」をすることがなくなって、以後結果を出せなくなってしまうことが多くなります。
実際に、偶然の結果にしがみついて同じことを繰り返す子どもを多く見かけます。
では、「努力」すれば結果が必ず出るかというと、どちらかと言えば出ない方が多いと言えます。
当然子どもは結果が出ないと、「努力しても無駄だ」と考え始めます。
結果が出ないということは、「努力する意味がない」とも考えてしまいます。
では、本当に努力することは無駄なのでしょうか?
結論は「無駄ではない」です。
「努力」した子どもには、結果が出ていなくても「努力した経験」が残ります。
結果を出せなかった原因も分かり、その原因を取り除いて「新たな挑戦」をしていきます。
最終的には、「結果」を出すことができることになると思います。
「努力する」ことは「結果」を求めることだと思いますが、「結果」が出ないことで「努力しない」のは間違いだと思います。
「努力する」ことで得る「経験」こそがその子どもの成長段階で役に立つものだと思っています。