国語の必要性

2019年02月05日

小学校で学習する教科の中心が国語と算数です。

近年、新しい学習指導要領で英語が登場し、脚光を浴びていますが、意外な盲点が国語です。

文章の内容をきちんと読み取ることができない、文章をきちんと書けない子どもが多いということです。

では、なぜ文章の内容がきちんと読み取れないかというと、その子の持っている言葉の数が少ないということです。

保護者からしたら、

「うちの子はきちんとしゃべれますから大丈夫です」

そう思われると思います。


しかし、学年が上がってくると教科書にいろいろな言葉が登場してきます。

出てくる漢字も難しくなってきます。

先日も中学生の国語の授業で教科書を1ページ音読させましたが、間違って読んだ漢字は10を超えてしまいました。

これは小学生でも同じで、音読みなら分かるが、訓読みになると読めない子どもが急に増えてきます。

訓読みができない子は、その漢字の意味が分からない可能性が高いので文章を正しく読めていない可能性が高いと考えた方がいいと思います。


常日頃使っている言葉だから国語は勉強しなくても大丈夫と考える方もいると思います。

しかし、よく考えてみてください。

文章を正しく読み取れないということは、算数も、理科も、社会も問題文を正しく読み取れない可能性がでてきます。

もちろん英語も問題は日本語ですから、英語の問題を解く際にも問題を正しく読み取れない可能性が高いということです。

教科を学習する上で国語の力は全ての教科の基本となります。


私たちが日頃使っている言葉の中にも、「情けは人の為ならず」ということわざの意味を「情けを人にかけるな」と誤解している人がいます。

本来の意味である「情けを人にかけなさい、そうすれば回り回って自分に返ってくる」と真逆の解釈をしているのですから、この様な勘違いをすれば当然正しく理解できないのは当たり前です。

この様な勘違いが増えて、読めない漢字が増えてくれば、文章を正しく読み取れない状況になります。


お子様が、算数や数学で計算問題はできるが、文章問題はできないと言われる保護者の方は今一度お子様の国語力に注意してみてください。

また、現在中学生のお子様をお持ちの保護者の方は、国語の評価が低い場合は早めの行動をされることをおすすめします。

国語の成績を上げていくためには、他の教科よりも言葉の学習などが必要で時間がかかります。

もし、お子様の学習でお悩みの方は無料の学習相談も実施しております。

先ずは保護者の方だけでも大丈夫です。

学習相談をされたからといって家庭教師をしないといけないというわけでもありません。

保護者の方が納得されて、その後お子様と話し合いをされ、お子様が納得された後、無料体験授業を受けられてからの最終判断で構いません。

お気軽に「無料学習相談」をご利用ください。



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