夏休みまで1ヵ月あまり
2019年06月12日
1年間で一番長い夏休みまであと1ヵ月余りになりました。
この夏休みの学習の仕方でお子さんの2学期以降の成績は大きく変わってきます。
約1ヵ月程の夏休みで学習する内容は大きく分けると、
1.苦手教科・テーマの克服
2.得意教科を更に伸ばす
この2点になると思います。
先ずは苦手教科・テーマの補強ですが、これは成績不振な子どもにとって凄くいいことに見えます。
しかし、苦手な教科・テーマを学習続けることは強いストレスがかかります。
学習の仕方によっては、苦手教科・テーマが更に嫌いになり、苦手になってしまう危険性もあります。
勿論、上手く学習できたならば、その子の2学期以降の成績は向上していくと思います。
一方得意教科・テーマを更に伸ばしていくことは、その教科・テーマに対して自信が芽生えてきます。
得意教科・テーマ限定になりますが、勉強することが好きになる場合もあると思います。
勉強を苦手とする子の苦手意識を変えていくいいきっかけになるとも思います。
一方で苦手教科・テーマはそのままですから、苦手教科・テーマを放置したままにして後々成績の伸びの足かせになっては意味がありません。
どんなお子さんでも苦手教科・テーマは必ず有ります。
この苦手教科・テーマにどれだけ取り組んだかが、その子の成績の伸びの大きさを決めていうのではないでしょうか。
しかし、苦手教科・テーマばかり学習していては子どもが嫌がって、継続した学習は難しくなります。
お子さんが我慢強いと思うならば、苦手教科・テーマを中心に学習を、我慢強さが弱いと思うならば、得意教科・テーマの学習をしながら、苦手教科・テーマの学習をしていく併用型がいいのではないかと思います。
この夏休みはお子さんの性格を考慮しながら、取り組みべき内容を決められてはどうでしょうか。