大分市内の高校紹介⑤

１．大分西高校

　　県立高校としては、大分県最後の大分女子高校から共学の大分西高校に校名変

　　更されました。

　　１学年の２００名の定員の単位制の総合学科がある高校です。

　　大分西高校は、総合学科の強みを活かして進学実績もあげています。

　　２０１９年の春の合格実績は、

　　東京外国語大学　１名　（なかなか合格が難しい大学）

　　九州大学　　　　１名

　　大分大学　　　　２０名

　　国公立大学　　　６２名

　　公立短期大学　　３１名

　　私立大学　　　　２２７名

　　となったいます。

　　大分西高校は市の中心部に立地していることもあり、進学先としての人気が高　

　　くこの春の競争倍率も１．４４倍となっています。

　　２０２０年度の入試では、入学定員が４０名減らされたので大分西高校志望の

　　中学３年生にとっては厳しい受験になりそうです。

　　今、売り出しているシンガーソングライターの阿部真央さんは大分西高校出身

　　です。

２．大分南高校

　　大分市南部の判田台団地の中にある普通科と福祉科も持つ高校です。

　　大分南高校の福祉科は、旧野津高校の福祉科が廃校と同時に同校に移ってきた

　　もので、昭和５８年に開校した際には普通科のみの学校でした。

　　多い時には１０クラス４００名の定員がありましたが、県内の子どもの減少と

　　ともに定員も減り、２０２０年度は１学年普通科１２０名、福祉科８０名の合

　　計２００名と開校時の半分になっています。

　　かつては、大分大学合格者数県内一位をとった時期もありましたが、近年は普

　　通科の定員の減少などもあり、大分大学の合格者数は一桁になってしまいまし

　　た。

　　大分南高校の福祉科は、県立高校唯一の学科でもあります。

　　福祉の現場の人材不足が叫ばれている中で、貴重な人材をたくさん輩出してく

　　れることと思います。

　　２０１９年度入学者からは制服も新しくなり、女子からは「可愛い」と人気が

　　あるようです。

次回の大分市内の高校紹介は大分鶴崎高校と大分東高校です。