新聞に学ぶ表現力強化法

2019年05月18日

作文が苦手、人に説明するのが苦手、そんな人は是非新聞の表現方法に学んでもらいたいと思います。

一般的に文章を書く場合、「三段論法」とか「起承転結」などの表現方法を聞いたことがあると思います。

しかし、これらの表現方法では結論が最後にあるために聞き手の側はいらいらしてしまいます。

保護者の方の中には会社などで、

「結論を早く言え」

などと言われたことが有るのではないでしょうか?

これは話し手が、「三段論法」や「起承転結」のように結論を後ろにもってきて話されたため、聞き手がいらいらいらしてしまっているのです。


そこで役に立つのが新聞で使われている結論を先に言うという表現方法です。

見出しを読んだ読者に、すぐに結論を伝て、何故その結論になるのかを具体的な例を提示したりしながら論理的に伝えていく方法です。

結論を先に伝えているので、何を言いたのかがはっきりと相手に伝わりやすくなります。

結論を知ることになるので、聞き手の側も何故この人はそんな結論に至ったのか知りたくなります。

そんな気持ちになった相手に、納得してもらうための具体的な例を示して理解してもらおうとします。

だから、話し手の言いたいことを理解してもらいやすくなるのです。


今のネット社会では、新聞は情報を入手する手段としてはかなり遅くなります。

しかし、言いたいことをきちんと理解もらうためには、その言いたいことの根拠を知らないと誤解を生む可能性が出てきます。

きちんと話し手の言いたいことを理解したり、聞き手に自分の言いたいことを伝える方法を学ぶためには、新聞は有効な媒体だと思います。

残念ながら新聞離れが進んでいるために、新聞の文章に接する機会は減少しています。

最近、子どもと話していて話し方が下手な子どもが増えてきたと感じています。

私は、文章に接する機会が減ってきていることが原因ではないかと思います。

新聞ならば、本のように文章が長くありませんから、文章を読む時間がなかなか取れないという子どもでも読むことができると思います。

自分の子どもの読む力が弱い、表現する力が弱いと感じるならば、新聞の文章に触れさせてみてはどうでしょうか?

勿論、新聞を全部読ませたらとんでもない量の字数になるので、子どもの気になる記事だけでいいと思います。


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