小学生の保護者の皆さんへ

2019年03月19日

小学生が算数で計算練習をしますが、計算問題する場合も単純な計算の繰り返しに時間をかけ過ぎないことが大事だと思います。

同じ計算問題を繰り返して練習することは、計算精度やスピードを上げるのは効果があると思います。

しかし、最初は脳を使って考えますが、繰り返していくうちにパターン学習になってあまり脳を使う状況にはなりません。

この問題の場合はこの様に解けばいいというパターンで計算をしてしまいます。


ですから、算数の学習では計算問題だけを学習しても、成績の向上は思ったほど期待できません。

きちんと考えて問題に取り組む習慣が必要になります。

そのためにも計算問題だけでなく、文章問題、図形問題といろいろな分野の問題を学習していきたいものです。

国語でも文学的文章(物語、小説など)、説明的文章(説明文、論説文など)、古典(古文、漢文)、韻文(詩・短歌・俳句)といろいろな文章に接して取り組むことが大事です。


中学生の数学を指導して気付くのは、計算はできるが、文章問題や図形問題になるとできなくなる生徒が意外に多いのです。

計算ができるが、文章問題や図形問題が苦手な生徒の特徴は、考えることを苦手としています。

文章題や図形の問題に提示されている条件を整理して、論理的に考えていくことが上手くできないことが多いのです。

その意味で、小学生のお子さんをお持ちの保護者の方は、必ず考える力を小学生のうちに身に付けていくため、算数なら計算だけの学習にならないようにし、いろいろな問題に取り組んでいくようにされると良いと思います。


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