自制心の大切さ

2019年10月15日

アメリカのスタンフォード大学で4歳児に実施した実験が興味深い。

実験内容は、4歳児に「目の前のマシュマロ1個をすぐにもらう」か「20分間待って2個もらう」かを選ぶものだそうです。

結果は我慢できずに1個だけもらった子が3分の2、我慢して2個もらった子が残りの3分の1だったそうです。

大学ではこの4歳児のその後を追跡したところ、マシュマロが食べたいという欲求に打ち勝った自制心の強い子は大学進学適正試験の点数が高く、中年時の肥満指数が低く、ストレスにうまく対応できるという共通点があったそうです。

マシュマロが欲しいという誘惑に打ち勝った子は、「マシュマロを見ない」とか「マシュマロを遠ざける」という行動をとったそうです。

誘惑に負けた子は、「マシュマロを凝視した」とか「触った」とか「匂いをかいだ」そうです。


誘惑の原因を遠ざける、誘惑に弱い私はこの実験の4歳児に学ばせてもらいました。

スマホがそばにあれば、スマホをいじる時間が必然的に増えます。

貴重な時間をそこで浪費してしまいます。

コンビニに寄れば、ついつい要らない物を買ってしまいます。

余分な物を買ってお金を浪費してしまいます。

スマホに使う時間で本来やらなければいけないことをする時間が減ってします。

コンビニにちょこちょこ寄ってしまえば、無駄なお金を使って、本当に必要な物を買いたくても買えなくなってしまいます。

自制心を持った子はおいしいマシュマロを2個食べることができました。

一方目先のマシュマロに飛びついた子は1個しか食べることができませんでした。

子どもの学習でも同じだと思います。

目先の誘惑に負けてしまい、学習する時間が減ってくると、結果的には自分がなりたい職業とかに就けない可能性が高まると思います。

自制心、言葉でいうのは簡単ですが、なかなか強くすることができないですね。

4歳児の3分の1ができるのに、まだまだな自分が情けない(笑)

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