計算の工夫
2019年04月19日
小学生の算数で下記のようなかけ算計算の場合、お子さんはどの様な計算してますか?
(例)108×97
一番多いのは筆算で計算していきますが、数字が大きくなるとミスが発生しやすくなります。
これを計算する場合に、
108×(100-3)
と考えて計算すると
108×100=10800
108×3=324
10800-324=10476
と考えていくと計算がしやすくなります。
この様に計算の仕方を工夫すると間違いを防いで正確に計算することができます。
わり算も同様です。
(例)10800÷300
これを筆算でする場合には、位取りを間違えてしまいミスする場合が多いので、割られる数と割る数の0を2つ消して、
108÷3=36
と計算するとより正確に計算できます。
この様に計算は工夫一つで精度を上げていくことができます。
ただ、残念なのは学校でも計算の工夫の仕方を学ぶのですが、めんどくさくなって工夫することをしなくなり、中学校で苦労している子どもが意外に多いのです。
小学校の内に計算の工夫をする習慣を身に付けるといいですね。