読むことが苦手なら
よく保護者の方から子どもが
「問題を読まない」
「本を読まない」
という言葉を聞きます。
実際に、
「本を買って与えても読まない」
「小さい頃に読み聞かせをしたのに効果が無かった」
ということは多いようです。
では、どうしたらいいのでしょうか。
どうしたら問題をしっかり読んだり、本を読む子どもになるのでしょうかということになると思います。
解決するキーワードは、
「楽しい」
「面白い」
です。
分からない、ちんぷんかんぷんな文章を読んでも面白くないわけです。
更には問題が面白くない気持ちに輪をかけて、嫌な気持ちにさせていきます。
先ずは読むことが楽しいという場面作りが大切です。
それは文章を読んで問題を解くではありません。
小学生のうちから、読むことの楽しさ、面白さを子どもに感じてもらうことだと思います。
例えば、兄弟がいたら二人に同じ文章を読ませます。
学年が違うからどの文章を選ぶか難しいという方もいると思いますが、保護者の方も一緒に参加して、読めない漢字を読んであげたらいいのです。
ゲーム感覚でするといいかもしれません。
五分とか時間を決めて読ませ、その文章を見せないようにして、書かれていた登場人物、季節、場所、面白い表現などを子ども達に質問して答えてもらいます。
決して、国語の問題みたいにする必要はありません。
先ずは、子どもがきちんと文章を読むことが大切です。
きちんと読む習慣作りをすることが大事なのです。
読むことの楽しさや面白さを感じてくれたらいいのです。
きちんと読んだら、何が書かれているか分かり国語の問題にも対応できるようになっていきます。
小学生がいる保護者の方は、子どもが文章をきちんと読む習慣作りをまずはされることをオススメします。
その為に、一旦国語の問題から離れて、楽しくゲーム感覚で子ども達と文章を読んでいけるといいですね。