音読の重要性
2019年05月20日
国語が苦手な子どもは、文章の内容が理解できていません。
ただ字を拾って読んでいるだけの場合が多いのです。
では、我が子がきちんと読めているか判断する方法は何かというと「音読」することです。
声に出して読むことで、漢字を間違わず、言葉を正しく読んでいるかが聞いて分かります。
国語が苦手な子どもの読み方は、たどたどしくて、ひっかかったり、漢字を間違って読んだりしています。
先ずは文字を読むことに必死で、何を書いているかを理解する余裕がない読み方になっています。
一方、国語が苦手でない子どもは、すらすらと読めています。
漢字の間違った読みもなく、言葉を正しく読めています。
ですから文章に何が書かれているか、筆者が何を読者に伝えたいかを読み取ることができます。
「音読」することは、文章をすらすら読めるようになるために必要な練習なのです。
そして、すらすら読めるということは文章の内容を理解するために必要な条件なのです。
文章をたどたどしく読んでいる子どもに、何が書いてあったかなと後で聞いても上手く内容を説明できません。
しかし、文章をすらすらと読める子どもの場合、文章の内容を聞いてもきちんと答えてくれます。
国語の問題をきちんと解けるようにするためには、与えられた文章の内容をきちんと理解することが条件になります。
その後に問題文を読んで書かれている内容を理解して解答していくことになりますから、国語の成績向上のためには「読む力」をつけていくことが大事です。
お子さんが国語が苦手ならば、先ずは「音読」の練習をしてすらすら読めるようにしてあげてください。