悔し涙
2018年06月16日
先日の家庭教師のことです。
いつも通り兄妹で家庭教師を受けていました。
そしていつも通り二人で出来を競争する場面がありました。
兄は、中学受験の算数の問題にチャレンジし、妹は学校の標準問題にチャレンジしてくれました。
この場合兄は中学受験の問題ですから、当然不利になります。
今回は妹は「わり算」を、兄は「がい数」に取り組みました。
二人の競争になると妹も負けたくないので頑張って、今回は1問間違いだけといういい結果でした。
一方兄は7割出来たら合格という難易度の高い問題、制限時間もあるので苦戦していました。
結果は当然妹の勝利、結果が分かると兄はよほど悔しかったのか目に涙を浮かべ、鉛筆を折ったのでした。
温厚な兄が見せた悔しさの表現。
鉛筆を折る行為は問題があるとはいえ、そこまで負けたくない負けじ魂が育っていることに兄の将来に明るさを感じた家庭教師の一日でした。